ハンガリー生まれの農業家ゲルゲイが耕すグルメガーデンGG FARMの旬やハンガリーの食などを綴っています。


by GG FARM
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野生的な・・・

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野生に育っている
山菜や野草などにかなわなくとも

それらに近い
力や味、香をもった野菜などが育つ
ガストロノミックガーデンを整えることが
日々の課題です。

自ずからの免疫力というか
生命力を持ち合わせているような。

(ここでロマンも忘れずにね♪)





いまコチラは(も)かな
ちょうどジビエの季節で
野生のシカや、イノシシ、カモ、ハト、キジなどに
ついついひかれるのですが、

餌や絞め方がどうとか
そんな理屈抜きに

飼われた肉類を食べた後とは違った
何かがどこかで
印象に残ることが多いです。

ガッツリ量は要らないけど
時が過ぎると
あーまた食べたいなーと
体内から呼ばれるような気にもなったり。


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飼われていても
飼い方に熱意やポリシーが
こもっていたりすると

もうずっと
本能の一部に味覚の教科書みたく
キープしたくなるような
独占力もでてきてしまったり。
(やばいやばい・・・)


例えば

島根は木次乳業さんのミルクや
北海道は茶路面牧場さんのマトン
兵庫はいまい農場さんの卵や鶏肉
鹿児島はエコファームさんの黒豚

などなど日本でも
純粋でパワフルな素材を分けて下さる
生産者が多くご活躍中です。

渡辺さんのりんごや
岡田さんのレモンも忘れられないなー
萩漁港の漁師さんたちに頂いた
魚もぜったいアンコールしたい!

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で、ハンガリーにも貴重な牛
Szürkemarha (スルケ・マルハ=灰色牛)が
真冬も真夏も牧草地で
人工飼料を使わずに
大切に飼われていましてね。

数年前に
秋篠宮御夫妻がご訪問された
プスタ大平原は
この牛が放牧されている地として
有名な場所になります。
            

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この牛はハンガリーの固有種で
千年以上もの間
多種の牛と交配されておらず

その理由もあってか
免疫力が強くて
狂牛病にかからないという説もあるようです。

ハンガリー料理を代表する
グヤーシュスープには
この肉が使われることが多かったようです。

(狂牛病の問題が起こってから
赤肉の消費量が落ち、
グヤーシュに豚や鶏肉が
使われることも多くなったとか)

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この牛の脂部分がいやみがなくて
サラミで頂くと
とても上品なんです。

え?ほんまに牛なん?
ブタみたい、みたいな・・・
脂部分がおいしいんです。


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それにしてもものすごい角でしょ

牛の角を除かれて育つのと
自然のまま角を維持させて育てあげるのとでは

体の循環器官や感覚器官を
守るか、守らないかの
違いなどが出てくるそうです。

まだもうしばらくの間
肉食ライフへ馴染むのに
時間を要しそうですが(脂汗)

この地でも
野生系モードを高めるために
野生種をいろいろなジャンルから
探ってみようと思います。
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by gg-farm | 2012-01-14 23:33 | 日々のこと☆Dialy | Comments(0)