ハンガリー生まれの農業家ゲルゲイが耕すグルメガーデンGG FARMの旬やハンガリーの食などを綴っています。


by GG FARM
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きっかけ

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とても心を動かされた一皿がきっかけで
以前より原木しいたけのことに興味をもちはじめています。

少し前の話になりますが、そのきっかけは、
Ca sent さんでのアペリティブで茶碗蒸しを頂いたことでした。

静かに運ばれてきたその一皿は、
白いテーブルクロスの上に、白いまあるい蓋の器の中にありました。

「ようこそ。さあ、どうぞこれであたたまってください」と
聞こえてくるようなジェスチャーで、その蓋はそっとはずされ、
のぞくと、中にはなんだか素朴で懐かしいようなお料理が。

GG FARMの干ししいたけの出汁で、カルドンのフランをとじ、上には
白子に、ちいさなゆずの皮がありました。
この組み合わせのお料理は、香りも味も、そのときの畑と季節と一体化していて、
整頓されたおしゃれなレストランでの緊張と、
きどりそうになった頑張りをすっと忘れさせてくれました。

どの素材も飛びぬけて主張せず、やさしく、エゴを感じないお料理。

私もギャリも野菜やハーブの存在を特に気にしながら食べてしまう癖がありますが、
口の中で、それぞれの素材のよさが上手にダンスするように
計算された(かもしれない)お料理は、愉しく、
野菜やハーブも幸せだろうなと感じずにはいられませんでした。


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原木しいたけをお使いいただいたきっかけは、
以前家に遊びに来てくださったSHINYAシェフが、
台所に転がっていたしいたけをほめてくださったこと、

カルドンの栽培に拍車がかかったきっかけは、
カルドンの栽培がまだ不安定だった1年半前から
工夫して使ってくださりながら、
「僕も勉強したい」とおっしゃってくださったことでした。

8年間ものヨーロッパでの修行に加えて、
異国の地でシェフとしてお勤めになられた御経験のあるSHINYAシェフ、
現地で学ばれたことをおごらず、
生まれ育った神戸の地の空気に馴染むお料理はどれもやさしいです。

「料理は、人生そのもの」と熱く語る彼の茶碗蒸しなどなどから、
これからの方向性ときっかけを頂いています。

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原木しいたけのぺペロンチーノ


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アンデスレッドポテトのビネガー漬け(スペインの家庭料理だそう)


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根っこ付きベビーリーフたちのサラダ


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エンダイブのお浸し


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プロに切っていただくと踊りだすスウィートフェンネル


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30分で出来上がり!野菜もテーブルもキッチンも、料理人の手で空気がかわります。。


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わずか1歳2ヶ月のN姫。すでにテーブルマナーがしっかりされています。
食後にオリーブまで完食&すだちを丸かじり・・・恐れ入りました。

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by gg-farm | 2010-01-19 08:02 | 日々のこと☆Dialy | Comments(0)